第46回 東京モーターショー2019 展示内容紹介

イーランナー ULP1乗用型

少人数の近距離移動に最適化した、小型で利便性の高い超小型モビリティ。電気自動車の良さである静かさや環境負荷の少なさに加え、視界の広さや乗降のしやすさを追求し、高齢者から若年者まで年齢や性別を問わず誰にでも運転しやすく安全な車両を開発しました。「所有から使用へ」人とモビリティの関係性が変化する中、カーシェアリング等での活用を目指しています。

車両デザイン:KEN OKUYAMA DESIGN

仕様・規格
車両名 イーランナー ULP1
規格 超小型モビリティ
全長×全幅×全高 2,495 x 1,295 x 1,765 mm
乗車定員 4 名
バッテリー フォーアールエナジー 共通電池パック ×1 : 10kWh
モーターおよび制御系 共通駆動モジュール ×1 : 最高出力18kW
航続距離 100km
最高速度 60km/h
充電時間 7時間 (100V)

イーランナー ULD1貨物型

近距離の輸送・デリバリーに最適化した、小型で利便性の高い超小型モビリティ。電気自動車の良さである静かさや環境負荷の少なさに加え、視界の広さや乗降のしやすさを追求し、デリバリーカーとしての安全性と効率を追求。Eコマースが増加しデリバリーカーの需要が高まっている中、誰にでも運転がしやすく安全確実に商品を届けることができる車両を提供します。

車両デザイン:KEN OKUYAMA DESIGN

仕様・規格
車両名 イーランナー ULD1
規格 超小型モビリティ
全長×全幅×全高 2,495 x 1,295 x 1,765 mm
乗車定員 1 名
バッテリー フォーアールエナジー 共通電池パック ×1 : 10kWh
モーターおよび制御系 共通駆動モジュール ×1 : 最高出力18kW
航続距離 100km
最高速度 60km/h
充電時間 7時間 (100V)

イーランナー GSM6

国土交通省が提唱する、時速20km未満で走行する電動の新モビリティ。観光地や施設、過疎集落の人員輸送を目的とした低速車両で、人が移動する様々なシーンでの活用を目指しています。少人数でも運用しやすい6名乗車の設定、狭小路での取廻し性に優れた軽自動車同等のサイズ設定としました。3列シートに6枚のドアを持ち、乗り合い車両として使用した際にはどの座席からでもスムーズに乗降できます。

仕様・規格
車両名 イーランナー GSM6
規格 グリーンスローモビリティ
全長×全幅×全高 3,390 x 1,400 x 1,500 mm
乗車定員 6 名
バッテリー フォーアールエナジー 共通電池パック ×2 : 20kWh
モーターおよび制御系 共通駆動モジュール ×1 : 最高出力18kW
航続距離 100km
最高速度 20km/h
充電時間 7時間 (200V)

イーランナー EMB23

地域内交通を支える移動手段として、人が移動する様々なシーンでの活用を目指しています。最大速度60km/h、航続距離100kmとし、市内バス路線の大部分に対応します。

特徴

  • ・FRPシェルター技術を応用した軽量高遮熱なキャビン
  • ・超小型車のモジュールを複数を用いた48Vの安全な駆動系
  • ・フォーアールエナジーのリユースリチウムイオンモジュールを用いた、エコロジーな48V共通電池パック
  • ・メーター機能、タコグラフ機能、コネクテッド機能を併せ持つフルディスプレイ型の情報端末を装備
仕様・規格
車両名 イーランナー EMB23
規格 電動マイクロバス
全長×全幅×全高 6,970 x 2,310 x 2,310 mm
乗車定員 23 名 (ドライバー1名+乗客22名)
バッテリー フォーアールエナジー 共通電池パック ×4 : 40kWh
モーターおよび制御系 共通駆動モジュール ×2 : 最高出力54kW
航続距離 100km
最高速度 60km/h
充電時間 10時間 (200V)

タジマ・ジャイアン カーシェアリング仕様車

出光興産(株)による「超小型EVを活用したMaaS事業の実証実験」に採用された、タジマ・ジャイアン カーシェアリング仕様車です。
タジマ・ジャイアン超小型モビリティに、KDDI(株)が提供するカーシェアリング予約システムを搭載したもので、岐阜県・高山市での実証実験では、計7台の車両を地域のSS事業者を通じて一般と法人を対象にカーシェアリングサービスを提供しています。

仕様・規格
車両名 タジマ・ジャイアン カーシェアリング仕様車
規格 超小型モビリティ
全長×全幅×全高 2,495 x 1,295 x 1,570 mm
乗車定員 2 名
バッテリー リチウムイオン バッテリー
モーター最高出力 3.5kW
航続距離 132km
最高速度 45km/h
充電時間 8時間 (100V)

タジマ・ジャイアン 自動運転+自動充電 実証実験車

タジマ・ジャイアン 超小型モビリティをベースに、(株)ティアフォー製レベル3自動運転システムと(株)ダイヘンによるワイヤレス充電システム「D-Broad CHARGING DOCK」を組み合わせた自動運転+自動充電の実証実験車両です。
デモンストレーションにも成功しており、今後は充電も含めた完全自動運用が可能となり幅広い応用が期待されます。

仕様・規格
車両名 タジマ・ジャイアン 自動運転+自動充電 実証実験車
規格 超小型モビリティ
全長×全幅×全高 2,495 x 1,295 x 1,930 mm
乗車定員 2 名
バッテリー リチウムイオン バッテリー
モーター最高出力 3.5kW
航続距離 132km
最高速度 45km/h
充電時間 8時間 (100V)

電動3輪小型モビリティ(乗用型)

自由で軽快な、オープンエアを楽しめるファンモデル。

仕様・規格
全長×全幅×全高 2,450 x 1,260 x 1,640 mm
乗車定員 3 名
バッテリー 鉛バッテリー x4 2.2kWh
モーター定格出力 800W
航続距離 45㎞
最高速度 28km/h
充電時間 7時間(100V)

電動3輪小型モビリティ(貨物型)

アソビにもシゴトにも活躍する、オープンカーゴデッキを備えたモデル。

仕様・規格
全長×全幅×全高 3,030 x 1,200 x 1,730 mm
乗車定員 3 名
バッテリー 鉛バッテリー x5 3.1kWh
モーター定格出力 1000W
航続距離 54㎞
最高速度 28km/h
充電時間 7時間(100V)

タジマ 低速車両用 統合型 48V パワーユニット

モーターとインバーター、さらに充電器とDC-DCコンバータも統合してモジュール化する事で機器間の大電流配線ケーブルを無くし、電力ロスの低減、軽量化、小型化を達成した。取り扱いの容易な 48v 駆動の小型モーターを必要数使用して各車輪に装着するコンセプトで、超小型モビリティ車両(2モーター),Green Slow Mobility(4モーター)、小型のバス(6 or 8モーター)までを同一ユニットで設定できるようにした。

仕様・規格
永久磁石同期モーター
空冷式
動作電圧 48 VDC
定格出力 8 kW
最大出力 18 kW
最大トルク 730 Nm (駆動軸)
最高回転数 700 rpm (駆動軸)
充電器出力 2 kW
DC-DCコンバータ出力 1 kW

タジマ EVバッテリーパック 48V

  • ・福島県で生産される、リユースバッテリーモジュールを採用
  • ・48V低電圧システムで安全性が高い
  • ・モジュールの性能を生かすための大電流出力に対応
  • ・アクティブセルバランス機能を持つ、高効率なオリジナルBMSを内蔵
仕様・規格
モジュール リユースLi-ion電池 (4Rエナジー社)
定格電圧 52.5V
定格容量 10.24kWh
最大放電電流 350A
重量 95kg
サイズ 797mm×493mm×238mm (取手あり)
BMS: ○ FUSE: ○ ケース防水: ○
データ出力 Controller Area Network (CAN)
コネクタ ODU社 指触安全+防水コネクタ(参考出品)
参考価格 498,000 円(客先仕様、ロットによる)

タジマ アクティブBMS 14S

  • ・タジマと、アクソンデータマシン株式会社との共同開発
  • ・アクティブセルバランス機能により、ロスの無い電力利用と発熱の低減
  • ・自動車業界標準のCANによるデータ出力
  • ・お客様のセルに合わせて、各種設定変更が可能
仕様・規格
対応電圧 Li-ion 12S or 14S
電流計測範囲 -327A ~ 327A
温度計測範囲 -40℃ ~ 85℃ (2ch)
サイズ 220mm×100mm
データ出力 Controller Area Network (CAN)
参考価格 39,800 円
センサー機能
過充電警告
過放電警告
過電流警告
電池温度警告
セルバランス ○(アクティブ)

タジマ センサータワー

タジマでは、(株)ティアフォー、(株)ダイヘンと共に自動運転技術の開発に取り組んでおります。
また、超小型モビリティに最 適な小型のセンサータワーを開発しています。

タジマ 多機能表示装置

  • ・市販のスマートフォンやタブレットPCに、インストールして使用できる。
  • ・EVのサブメーターとして、動力バッテリー残量の表示の他メインメーターとしての各種情報も表示可能。
  • ・スマートフォンが装備している、無線電話,GPS,Bluetooth等の機能を流用してデータ通信,記録,管理を行う。
  • ・“C・A・S・E” との親和性が高く、今後、関連機能を強化する予定。
仕様・規格
ハードウエア 市販のスマートフォン・タブレットPC
ソフトウエア 専用アプリケーション
OS Android
画面サイズ 5インチ(スマートフォン)~ 8インチ(タブレットPC)
車両とのデータ通信 有線 または 無線
有線 (車両側)CAN – USB(スマホ側)
無線 (車両側)CAN – Bluetooth (スマホ側)